御朱印帳

南極料理人の御朱印帳のレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.3
南極にある日本の基地は昭和基地だけだと思ったら、何個かある。
そのうち昭和基地から千キロも離れたところにあるドームふじ基地で働く、医師、学者、気象庁、自動車会社などから派遣された8人の寄り合い所帯の働きぶり、生活ぶりを海上保安庁から派遣された料理人の視点で描く物語。

文字通り極限での生活なので、精神の均衡を保つのは大変なこと。
自由を感じ、南極での生活を楽しむ者もいるが、大半は日本に帰国できる日を指折り数えて暮らす。
厳しい自然環境下の単調な生活なので食事は大きな楽しみなので、料理人はできるだけ要望に応えるべく工夫を凝らす。刺身、天ぷら、ステーキ、伊勢海老のエビフライ、中華料理、おにぎり、豚汁などが次々と食卓に登る。「私の体はラーメンでできている」と隊長に泣きつかれて、かんすいの代わりにベーキングパウダーを使い、手打ちでラーメンを作ってしまう。

そして泣き笑いの場面は共感できる場面も多し。
リラックスしたい時にお勧め。

興味が出て極地研のHPも眺めてしまいました。

https://www.nipr.ac.jp/antarctic/jarestations/
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