男ばかり8名の南極観測隊員の喜怒哀楽を料理人が腕を振るって調理する料理を中心に描く。
子供の頃から「飯食いドラマ」を観ることを父から禁止されていた私は、その反動からか食事を伴う映像に喰い入って観てしまいます！
さてさて、内容は堺雅人扮する海上保安庁から派遣された料理人の「西村くん」が中心となっています。しかし、何と言っても出てくる数々の料理の美味しそうなこと。
定番の朝飯、赤身の刺身、海老フライ、イクラのおにぎり、ローストステーキ、蟹、フレンチ、中華、ラーメン等が登場します。極地における過酷な任務では食事は極上の楽しみに違いありません。
水の作り方、ミッドウィンター祭等の南極基地での知らない知識も得られて楽しいです。
コメディなので、笑えるシーンも幾つもあり、キタロー扮する隊長の「僕の体はラーメンで出来ているんだ」の台詞には笑いました。
あと、南極基地との中継での小学生のやり取りもツボに入りました。
よく聴くクラシックも3曲使われており、また西村くんと日本で待つ家族とのシーンもあり、力を抜いてリラックスして観られる良作です。
