ナナシ774

南極料理人のナナシ774のネタバレレビュー・内容・結末

南極料理人(2009年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初にこういう映画なんですよと大まかな設定を聞いたときに、そこまで興味をそそられませんでした
が、いざ見てみると、いやいや、なかなかどうして面白かったなぁ!

今回見るのは2度目ですが、より面白く感じました!

本当にこういう生活なんだろうなぁと思わせ、辛い部分ばかりが目立ってしまいそうになるのですが、この作品では大の大人が子供みたいにはしゃぎ回っていたり、本人達が楽しいことはもちろん、困っていたりすることさえも、面白おかしくコミカルに描いていて、見ているこちらも楽しかった!
時間の経過と共に日常と化していたのが見てて伝わってきましたね!

性格もここに来た理由もバラバラな個性的なメンバーも良かった!
高良健吾演じる川村の彼女が段々彼に興味なくなっていく感じはリアルでしたね。
主人公がお母さんみたいになってたりするのもおかしかった!

まぁ、強いて言うなら、皆それそれ同じぐらい活躍する方が好みなので、他の人より目立たない、あまりフィーチャーされてないメンバーがいたのが、少し気になったかなぁ。

最後のみんなで食べる食事シーン、何分もワンカットで撮っていたのですが、どこまでが台本だったのか分からないぐらい自然でしたね!
きたろうの言い間違えてた部分が台本通りだったら本当に凄いと思いますが、多分アドリブというかアクシデントだったんじゃないのかなぁ!?

沖田修一監督はコメディセンスがあって、特に間がいいんですよね!毎回笑わせてもらってます!
これからも沖田監督が作る作品を楽しみに待ち続けたいと思います!