喜連川風連

南極料理人の喜連川風連のレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
4.0
久しぶりによき邦画に出会った。

女優がほとんど全く出ない映画史上一番好きかもしれない。あれだけラーメンを美味しそうに食べるシーンはなかなか撮れない。

劇中でありとあらゆる食べ物が出てくるが、結局人類最強の食べ物はラーメンっていう持ってき方、好き。

画面がおじさんたちでむさ苦しいが、おじさんのテンションの高さ・男子校のようなノリの良さに、終始笑ってしまった。

ラストシーン
長回しワンカットのラストできたろうさんが「食事するときに食事しちゃいけないよ」と意味不明なセリフを言ってしまい、生瀬勝久が素で笑って突っ込んでるのがもう微笑ましくてほっこりした。

画角も横移動のステディカム、真上ショット、口元アップ、皆同時に伊勢海老の頭置くカットなど、面白かった。

話も脚本に監督さんが入っているためか?
破綻が無かった。沖田修一さん。良い監督さんを見つけました。
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