ベべべっち

氷雨のベべべっちのレビュー・感想・評価

氷雨(2004年製作の映画)
3.6
登山隊のユ・ヘジン

当時、韓国映画で初めて本格的にカナダで撮影されたというのが売りの作品だったらしい。

互いに同じ女性を愛していたことを知らなかった2人の男が、雪山で遭難する物語。

その2人の男を演じるのがソン・スンホンと、イ・ソンジェ。
2人に愛されていたヒロイン役がキム・ハヌル。

そして、登山メンバーの1人で、イ・ソンジェの友だちポジションにユ・ヘジン。

今作の特徴の一つが、過去と現在が行き来すること。
過去は男たちがそれぞれヒロインと過ごした時間が描かれる。
現在は雪山で遭難しているところ。

今作のスコアが低い理由は、この過去と現在の行き来が半端ないからなんじゃないかと思う。
なんか絶妙にどっちにも深く入り込みづらい感じに仕上がってしまっているような…。

現在過去現在過去現在過去現在過去現在過去現在過去現在…のイメージ🤣🤣

でも、あらすじにすると、めちゃくちゃシンプルに見えるから不思議🤭

物語は、すでに登山中の男たちが映し出されるところから描かれる。
そして、程なくして主演の2人チームとユ・ヘジンたちのチームがはぐれてしまう。
2人の帰りを待つかどうかの決断を迫られたユ・ヘジンは、先に下山して助けを呼ぶことを決意。
主演の2人は遭難してしまった上、怪我もしてしまったのであんまり動けない。
眠って凍死するのを防ぐ為に過去の話をし始める…というもの。

ドラマが濃ければもっといい作品になっていたと思う。
撮影大変そうな感じだったのに😂