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Devotion 小川紳介と生きた人々
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『Devotion 小川紳介と生きた人々』に投稿された感想・評価

嫌悪感と気持ち悪さしか感じなかった。

同じ志を持った人たちが力を合わせて集団で頑張っていくのって美しい姿だと思うけど、外部から隔てられた場所で男女の集団で共同生活をするのってやっぱり健全じゃない気がする。女性が男性の世話をし、その男性は仕事に勤しむっていう典型的な構図だったし。

小川監督が絶対的な権力を握って男女を支配するわけだけど、自分たちは子どもで、大人の小川監督が乗り越えるべき父の姿だったという語りからもわかるように、男性たちと小川監督の関係は奇妙で歪。そしてすごくホモソーシャル。
女性たちと小川監督、男性陣たちの関係性も酷いもので、嫌悪感でいっぱいだった。言いたいことはたくさんあるけど、中でも、小川監督はハーレムを作りたかったと男性が笑いながら語っていたシーンがなんだかとても嫌だった。女性たちの中でトップにいる奥さんの姿もなかなか。男性たちも女性たちも奥さんに対しては批判的だったけど、その気持ちには若干の違いが見えるような気がして面白かった。
男女ともに惚れ込んで献身したいと思わせるほどの小川監督の魅力は、実は彼自身が経歴を詐称してまで作り上げた虚像でしかなくて。宗教的だったと認めたくない方もいらっしゃったけど、やっぱり外から見ると宗教にしか見えないかな。
一

一の感想・評価

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いやー素晴らしい。バーバラ・ハマーが小川紳介のドキュメンタリーを撮るってどういうことなのかと思ったが、佐藤真が“小川的家父長制”と表現した共同体としての小川プロが、まさにそのような抑圧の上に成り立つ集団であったという事実を、当事者へのインタビューを基に炙り出していく大変刺激的な作品。先日のアテネ・フランセでのシンポジウムにおいても“借金返さない”とか“やりがい搾取”とかいう不穏な発言は出ていたが、当時の現場スタッフの証言は、小川個人/小川プロへの愛憎が入り交じりながらも驚くほど批評的である。特に女性メンバーの口から語られる小川プロにおけるジェンダーロールのあり方は、古今様々な社会運動においても同じような事態は起こっているのであり意外でも何でもないのだが、やはりショッキングだし、反対闘争によって家庭から解放されたと語る三里塚の女性農民の姿とは対照的だろう。ある女性メンバーは、小川プロから脱するために妊娠・出産することを思いつき実行したとまで語る。この歪な転倒。映画作りの名の下に共同体の内部で誰がどのように踏みつけられていたのかを暴き、更にはセックス、ホモソーシャリティ、小川紳介という人間の虚飾性(経歴詐称)、当事者がチャールズ・マンソンやオウム真理教の名を持ち出して語る一種の宗教性にも踏み込んでいくハマーの視点は流石の一言に尽きる。
村

村の感想・評価

4.0
映画作る「さきがけ」