大江健三郎の芥川賞受賞作を映画にした作品。第二次世界大戦末期の田舎の村で怪我をした黒人兵士(捕虜)の世話を村全体で世話をする話。
戦争当時の日本の村社会における人間関係や思想等の自己中さは日本特有…
・皮肉的な自然描写ーB29が飛ぶ神々しい光の空、村を外の社会から切り離す壮大な山々、村人を閉じ込める谷間、岩の上で太陽に焼かれながら歌う少年と田園風景ーが非常に皮肉的である。自然だけを眺めていれば美…
>>続きを読むスコア4.5以上・・・超傑作!超おすすめ!
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄…
「この世は地獄」
戦争末期のある村での出来事を描いた作品
日本のムラ社会の問題を改めて表現していた。黒人捕虜という特異性のある人物への嫌悪感、責任のなすりつけあい、根拠のない誹謗中傷、力での制裁…
長回しと俯瞰ショットが多く感じた
二十四の瞳へのアンチテーゼよように、責任逃れに厳しい目を向けてる気がする
後世には隠されそうな現実をちゃんと記録してくれるのがやはりいいところ
増村が批判した情緒の…
大島渚プロダクション