清潔感のある青白い空間の中で繰り広げられた秩序があった前作と比べ、今回は白黒映像の世界で無法地帯と化しているのが、堪らなくかっこいい。
目の前の相手を被検体として扱った博士に対して、こちらは虫ケラを踏むにじるかのよう。同じ野望を持ったキラーでも秩序型と無秩序型にきっぱりと分かれているのが面白い。(ポスターの配色が逆なのもまた良い)
白黒映像のおかげで画の持つパワーがビリビリ伝わってくるし、前作の易しい表現もことごとく突破してくれて大満足！
すべての元凶、伝説の始まりはもちろん1にあたるのだけど、その衝撃を大いに超えてくれた最凶作品として君臨する2が私はいっちゃん好き。
