喘息持ちのチビデブハゲ腹毛ボーボー発達障害眼鏡おじさんはなかなかのインパクト。この見た目で演技上手いしかなり貴重な俳優。
設定が興味深い。ムカデ人間愛を感じた。1を映画の中の話として、それに感化された無敵の人の物語。残虐な映画、アニメ、ゲーム等は現実社会に悪影響を与えるから危険だというアンチテーゼとも取れる。こんな馬鹿スプラッター映画でそんな主張する訳ないけど、皮肉にもそう感じた。いろいろ考えさせられる。
ありがちな赤ではなく茶色だけカラーにするアイデアには恐れ入ったし、ヤスリやハンマーや針金や嬰児等の使い方もなかなか。胸糞だけどアクセルを踏み締めるに至る心境もわからなくもない。
騒音男やカーセク男女や小馬鹿にしてきた二人組みたいな迷惑野郎達だけをターゲットにしてたらもっと良かったのに。
1が話題になったから無理矢理作った続編かと思いきや、この作品は全くの別物だと思う。ブラックジャックによろしく、ケンシロウによろしくみたくハイター博士によろしくの方がしっくりくる。