くろきつ

ナンバー23のくろきつのレビュー・感想・評価

ナンバー23(2007年製作の映画)
3.6
ふと手にした殺人ミステリー小説に記されていた23という数字に取り憑かれた男が辿る運命を描いたサスペンスミステリー。

ジム・キャリーがシリアスな演技で演じるのはとある数字に取り憑かれていく男。ミステリーというにはシンプルすぎるものの面白いサスペンスだった。まずジム・キャリーのシリアスな演技が見どころ。もっとこういう映画に主演するのを見てみたい。しかしこの映画でゴールデンラズベリー賞の最低主演男優賞にノミネートされてしまっていた。物語自体は中々面白くてこういう設定の映画ではよくある主人公が孤立してしまう展開がなくて観ていてストレスが溜まらなかった。ドンデン返しも意外性は無いけど映画としてのまとまりはよかった。映像の質がハリウッド映画っぽくて映画が観たいってときにおすすめ。
くろきつ

くろきつ