海賊伝説が残る田舎町ｸﾞｰﾝﾄﾞｯｸに住む少年ﾏｲｷｰの家は、銀行に借金を抱えており、立ち退きが間近に迫っていた。
ﾏｲｷｰ率いる悪ｶﾞｷ集団ｸﾞｰﾆｰｽﾞの4人は、ﾏｲｷｰ宅の屋根裏部屋で、伝説の大海賊"片目のｳｨﾘｰ"の遺した宝の在処を記した地図を見つける。
始まりはﾏｲｷｰに欲深さを感じていましたが、最後には等身大の少年を感じました。
少年たちによるｺﾒﾃﾞｨに近いｱﾄﾞﾍﾞﾝﾁｬｰで、万人受けする作品だったと思います。
極悪非道のようで、どこか抜けているﾌﾞﾗｯﾃﾘｰ一家に追い詰められるものの、間一髪のところで逃げきったｸﾞｰﾆｰｽﾞとその仲間。
この手の作品に多い都合良く解り易い展開も、笑って許せるものでした。
数々の困難を乗り越えていくうちに、片目のｳｨﾘｰに心惹かれていったﾏｲｷｰ。
長い時を暗い洞窟で過ごし、最後を迎えた彼を思っての事だったのでしょう。
最後もすべてがﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞで納まるのではなく、程好いﾊﾂﾋﾟｰも子供たちには合っていたのではないでしょうか。
公開後には、主題歌にｹﾞｰﾑｿﾌﾄと大ﾋｯﾄしたのを今でも記憶しています。
そして後に製作される｢ﾎｰﾑ･ｱﾛｰﾝ｣の元ﾈﾀを感じさせる作品でした。
