ヘロヘロ

地獄への道のヘロヘロのレビュー・感想・評価

地獄への道(1939年製作の映画)
3.5
原題 『ジェシージェイムズ』
邦題『地獄への道』っておいおい。
ヘンリーキング監督作品

有名な銀行強盗、列車強盗「ジェームズギャング」(ジェームズ一味)のお話。

列車屋根を伝うシーンや馬ごと渓流に落ちるシーンなどかなり危険なスタントを見せてくれるし、何より馬での追いかけっこの有りがちなシーンでも構図も決まっているし、とてもスピード感を感じた。
ヘンリーキング監督の演出というよりアクションシーンの別の演出者の仕事なのかは定かでないが、若干退屈なドラマ部分に比べてアクションシーンは明らかに画面が活気付く。

タイロンパワー ヘンリーフォンダ出演
脇役としてランドルフスコット、ジョンキャラダインやロンチェイニージュニアなど
案外豪華メンバーです。

地方紙編集長の叔父さんの何かといえば、社説を口頭筆記しようとするシークエンスが何度も出てきて狂言回し的な役割を置いていることがわかる。
日本で言うところの講談師のような存在で面白い。

日本作品ほどではないが映像も音声も状態はあまり良くない。