おばけシューター

三匹荒野を行くのおばけシューターのレビュー・感想・評価

三匹荒野を行く(1963年製作の映画)
3.3
ディズニープラスのおすすめにいきなり出てきたが、サムネイルの画質の悪さと3匹の素朴な顔に笑ってしまった。

wikiで改めて確認すると、三匹の子豚、三人の騎士、三匹の子なし猫とウォルトディズニーは3という数字にこだわっていたことがよくわかるが、さらに黄色い老犬、ボクはむく犬、ワイルドドッグと意外にも犬ガチ勢であったことを知った。(それにしても、ディズニーはまだまだ知らない作品がたくさんあるな。なんだよ「ボクはむく犬」って。意味を教えろ。続編出てるし。)

本作は犬二匹と猫一匹が本当の飼い主に会いに旅をする話だが,彼らはもちろん途中でてくる熊やカラスまで、ちゃんと演技しててスゴイ。途中明らかに本気でヤマネコに追い回されたり、川に流されたり、ヤマアラシのトゲに刺されたりしてたけどどうみてもスタントなしのガチだし、今だったら炎上確実。(撮影で動物が死んでるらしい)

なんか犬猫だけでトコトコ歩く姿は健気でウルッと来るものがあるが酷い目にあいまくる動物がかわいそうで、昔のディズニーの闇を感じざるを得ない作品。63年だし仕方ないとは思うけど。動物が喋らないのはGood!