薄紅色の口紅に淡い花緑青の着物はより真っ赤な仕込み杖を際立たせ、立ち振る舞いはもはや安定、誰の力も借りずに砂漠に消えていく、めくらのお市シリーズ楽しませて頂いた。丹羽哲郎のギャラで全部持ってかれたんか！ていうくらい前作と似通った作りで面白さはだいぶ半減。前半45分では敵であった目黒祐樹と恋仲になり後半では丹羽哲郎が前作栗塚旭と同じように「お市抱かせてくれ」て言うもんだから困り果てた。丹羽のラストカット「馬鹿なやつよのぉ」の横顔ショット決まってた、キリッ。前作では銀シャリおにぎりだったが本作では茶色いおにぎり、わるもんは前作沼田曜一に対して本作では田崎潤、明らかに落ちている…。目黒と松山の左腕の同じ場所に傷が出来るの演出が地味すぎておじいちゃんたち分からないでしょ！のちに「涙のあとから微笑みが」を撮る市村泰一なのでドラマは下手ではないがいかんせんとっ散らかってる印象つよかった…
にしても松山容子お綺麗で強うござんしたっ−終−
