ワン

めくらのお市 命貰いますのワンのレビュー・感想・評価

めくらのお市 命貰います(1970年製作の映画)
3.0
お市(松山容子)は町娘 志保(新井麻夕美)と悪代官 吉沢伊織(丹羽又三郎)の婚礼に潜入。役人を斬ったことで、お尋ね者となってしまう。源坊丈海(大前均)、野呂甚兵衛(堀田真二)、法師三九郎(目黒祐樹)の3人組の賞金稼ぎに追われたお市は漁港福田村に入る。この村はお上の命で、五百石船が着ける港に改築されようとしており、十手御用を預る灘万(田崎潤)は伊織と組んで、亀長(曽我廼家明蝶)たち漁民に立ち退きを迫っていた。


【シリーズ最終作】時代劇初出演とわざわざ書いてある目黒祐樹の声が甲高く演技がくさい。

音でかく乱され、さらには火を放たれる絶体絶命の危機のはずが次のシーンではのんびりと水を飲んでいるシーンに変わっていた。どうやって回避したのか謎のままに終わる。お市は超然とした強さは感じず普通よりちょっと強い程度の印象を受けた。

金銭面でいえば恩人のはずのお市を疑いもせずに犯人扱いした村人たちの心理が理解できなかった。
ワン

ワン