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12人の優しい日本人のA7のレビュー・感想・評価

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)
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結構前に高校の公民かなんかの授業で見せてもらって面白かった記憶があり。
もう一回みたいなーと思ってたのがやっと見られた。

いろんな人がいておもしろいね。
がんこな人もいるし、柔軟に意見を変える人もいる。
人の意見を聞いてなるほどなと意見を変えられることと、人の意見に流されることって紙一重なのかなと思う。
自分の意見を持つことと、人の意見を聞くことのバランスはむずかしい。

無責任な人もいるし、責任を持つのが怖い人もいるし、被告や被害者と自分自身を重ね合わせてしまう人もいる。
色んな思いや感情や事情なんかをもってるのが人間。
そういう中で、有罪や無罪を決めることのむずかしさ。
陪審員にとどまらず、裁判官なんかも人間。人が人を裁くのはむずかしい。
本当のことはだれにもわからない。
ほんまは殺してるかもしれんしね。

それにしてもトヨエツのカッコよさよ。うっとりやね。
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