はんそく負け

ストーカーのはんそく負けのレビュー・感想・評価

ストーカー(1979年製作の映画)
1.8
被写体がフィックスのカメラに寄ってくることでクロース・アップになる、ゆえの独特の緊張感張り詰める最序盤こそ面白かったが、「ゾーン」なる侵入禁止エリアに入って以降はひたすら退屈…。歩み寄ろうとは思いつつもその気力すら根こそぎ奪われるような禁欲的な振る舞い。全然終わんねーなと思う映画体験はこれまでもあれど、そんなとこから人物の自分語りが始まったりするのでマジで腹立ってしまった。こんな映画は逆に初めて。美しくまた計算された画面が多数あったのは間違いないが、だからといって許容もし難い、そんな映画だった。