ハレルヤ

ストーカーのハレルヤのレビュー・感想・評価

ストーカー(1979年製作の映画)
3.5
とある国で「ゾーン」と呼ばれる立入禁止区域が存在する。そこにある部屋に辿り着くとどんな願い事でも叶えられるという話を聞いた作家と科学者。案内人の「ストーカー」と呼ばれる男と共に「ゾーン」へと旅をするSF映画。

アンドレイ・タルコフスキー監督作品。「ノスタルジア」が存分に映像美を堪能できる作品だったので、本作にも手を伸ばしてみましたが期待しすぎたのか、そこまで引っかからず。

プロット自体はシンプルなんですけど、とにかく長い。2時間40分に及ぶ長さで男3人がひたすら廃墟のような場所を移動しているのがほとんど。台詞についても人間の本性について触れていますが、鑑賞疲れもあってか、個人的にはそれも入り込めず。

ただ「ノスタルジア」にも通じる映像美は本作でも感じられましたし、長回しの多さでカメラワークのセンスも抜群。

そういったところが目当ての方だと間違いない作品かと思います。ただ長いのである程度の根気は必要かと。
ハレルヤ

ハレルヤ