NicolFran

ストーカーのNicolFranのレビュー・感想・評価

ストーカー(1979年製作の映画)
4.0
哲学的であり芸術的な作品
原作未読だけど、原作者はかなり憤慨なさったらしい。
かなり別物なのか。ただこの映像作品は完成しきっている。神々しさをも感じる。

まだ考えるのに時間がかかるのでメモ程度

ロシア人の友達によると、ソ連時代の映画はオープニングにクレジット表記されることが多いらしい。エンドロールだと観ずに帰る人がいるし、作品に対する敬意なのではとのこと。
あと第二部冒頭にタイトルを出すのもソ連スタイルだそう

ステージはチェルノブイリ近辺の立ち入り禁止区域を模している。発電所が映るカットもあった。


私にとってこれが初めてのタルコフスキーの映画。
「この長回しのシーンは何か意味がある?」と露友に問うと、これがタルコフスキー節だと教えられた。

最後のシーンをオマージュして作られたRichie HawtinのThe Tunnelの MVを見せられて、やばい映像じゃんって言いながら1日を終えた。
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