画作りがグンバツに良い。
普通の映画ならよく「鑑賞者側には見せるが、登場人物には見えていない」場面があると思うけど(ホラー映画でよくあるやつ)この映画はその逆の「登場人物は見えているが、鑑賞者側に…
原作はストルガツキー兄弟
巡礼の旅のように、命の危険を晒しながら「願いが叶う」とされる場所へ向かう。ストーカーでさえもその正体はわかっていない。旅の道程で彼等は内省し、自らの本性を自覚する。この追い…
隕石が落ちたか宇宙人が来たか分からないが生まれた謎の場所「ゾーン」その中には願いが叶うという部屋があるという。これだけでワクワクするあロシアの傑作SF
映像はカラーと赤みがかった白黒(セピア色?)…
タルコフスキーは大体5回トライしてやっと通して見れるのが常なんだけれどもこれはセリフが多いからか1回で見れて歓喜。SF感のないSF。作家と科学者と案内人(ストーカー)の3人の男が願いが叶う場所ゾーン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
扉を開いた先に叶えられる願いは表層的な欲求ではなく根源に潜む意識的な欲求であり、そこで己の矮小さが露呈する。旅路の果てにそのことに気づき絶望した面々が自死を選ぶことで帰還者がいないバミューダ・トライ…
>>続きを読む冒頭、セピア色の画面に濡れた線路上を列車が走るシーンを見てとてつもない傑作の予感がした。どこからともなく不意に弾丸が飛んでくる不穏な状況は見るものに緊張感を強いる。その緊張感は後半のゾーンの部屋にた…
>>続きを読む恐ろしいほど素晴らしい映画だ…
人々はなぜ幸福を願うのか、幸福とは幸せだけで構成されるのだろうか
物ごとのすべてに理由などなく、説明できるものと説明できないものが混沌となっているために、誤った二者択…
このレビューはネタバレを含みます
大好きな未知とのコンタクト物sfの映画化だー!と飛びついたはものの、
タルコフスキーの美術は大好きだけどすぐ原罪とか信仰とかの話をするのがキリシタンではないからちょっと聞き飽きた、
人間みんな謎と…