猿山リム

DEATH NOTE デスノートの猿山リムのレビュー・感想・評価

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)
2.4
 今頃ではあるが漫画版全13巻を読破したので記念に映画版鑑賞。
 しっかり【前編】とあり本当に前編であり、この映画単体での落ちは特になく普通に【後編】へと続くスタイル。
 映画版にまとまるように多少の変更は加えられてはいるけれど、基本原作通りの進行。
 Lの挙動とかマンガ的なデフォルメと思われる部分まで再現されてしまっているので、コスプレ感がやや残念(そこがいいという意見のほうが多いとは思うけど)。

 知力と知力のぶつかり合いが本質ではあるが、映画に落とし込むにあたっておかしな部分も多少出てきてしまっていた気がする。
 完璧vs.完璧じゃなきゃ成立しない作品なので、もっと原作から逸脱しても映画ならではの完璧対決に仕上げてほしかった気はする。

 死神はCG。
 ある程度原作の知識がある前提なのか、説明が不十分な気がしなくもない。
 物語は、リサリサが絡むあたりで終了。
 勿論、わたしが「残念」に思った展開が全て回収される後編になっているかもしれないわけではあるけどね。

 セットボックスを買ったので、後編+いくつもの特典が控えているわけで。
 種明かしを楽しみに。
猿山リム

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