楢山節考の作品情報・感想・評価・動画配信

『楢山節考』に投稿された感想・評価

循環に身を置き、生の全うにつとめること、それこそが「生きる」であって、慣わしであって、春を待つ術であって。

そうであることをそうであると肯定し、そうであることでしか私は、私たちは生きられないと、今…

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生と死と性と。生きていくことの厳しさよ。
自分の時代にいきつくまでこういうことが無数にあったのだと衝撃を受けた作品。姥捨ての話だけではない 村八分とか、収穫物で赤子を生かすかどうかとか。見た方がいい。
親指
5.0
これ観て人間の業について考えてたら一生が終わっちゃいそう。 

高齢の親を山に捨て、掟をやぶった一家を全員生き埋めにし、性欲を満たされない男に老女をあてがう。資源制約の厳しい共同体では、やむを得ないサステナビリティ戦略だ。

現代社会への示唆に富む。今や地球は8…

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のり
3.8

衝撃的すぎた。おもしろかったけど、また見たいとは思わない。でも、すごいものを見てしまったという感覚と衝撃。昔の山里はこんな暮らしだったと思うと胸が苦しくなってしまった。人の営みと生き物の生が絡み合う…

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独特な演出が絶妙。監督の味付けがしっかりされていた。
前半と後半で全く違う映画の様に感じた。というよりは何かが違う。人間のリアリズム。
szk
-
同じ日本とは思えないくらい文化も言語も習慣も違ってびっくり(田舎の村ということはあるにせよ)
ここ何十年であまりにも様々な文化が変わっているなぁと実感しました

深沢七郎原作の2度目の映画化。木下恵介の実験的、前衛的でオールセットの映画化に対して、今村はリアリズム、屋外撮影に拘った。大変な労作。しかし、今村にしては、どうも面白くない。今村特有の、土着信仰、し…

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3.0
根源的な生命力とでも言うべき物語。厳しい自然とそこで生きていくための逞しさと残酷さ。残酷であっても人は生きていくために他の生き物を殺す。そして時に人間も。
3.7
このレビューはネタバレを含みます

早く山に行くために、丈夫な歯をへし折るとは、驚きだ。

いろいろな生物のまぐわい(目合い)を映すのは、生とこの後に映される死と対比させるためかな?

一家全員を生き埋めか、エグいな。

確かに、餓死…

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