勝新のオリジナルは1、2本しか観ておらず、思い入れもさして無し。
おそらく自分のような時代劇弱者層をターゲットとして意識してるんだろうけど、まー観やすい! シンプルに面白い! 2000年代の作品の中ではやっぱこれが好き。
拳銃を封印しても、刃物の「斬る・刺す」の様々なアイデア、鞘や木刀の痛そ〜な「打撃」が、しっかり北野映画バイオレンスの味を出してくれて、見応え十分。
ガダルカナル・タカのギャグは…後半は流石にトゥーマッチに感じたが、そこまで映画好きでもなかった公開当時は、ゲラゲラ笑ってたしなー…
それより黒幕の隠す気ゼロな件の方が、久しぶりの鑑賞で気になったかも。