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パーマーの危機脱出のShinMakitaのレビュー・感想・評価

パーマーの危機脱出(1966年製作の映画)
2.2
*SPY×FAMILY 第2期放送記念:東西冷戦映画特集



〈story〉
相変わらずボスであるロス大佐にこき使われている英国諜報員ハリー・パーマー。ある日、いきなり西ベルリンに飛べと言われ、ベルリン支局に向かうことになった。支局長バルカンはKGBの大物ストック大佐の亡命希望を受け、パーマーにその準備を依頼する。偽装身分で東側に入ったパーマーは、ストックと面会し亡命の意思を確認すると、直ちに西に戻り「逃がし屋」クロイツマンと接触、亡命作戦を開始する。しかしそんな彼の前に謎の美女サマンサが現れた。ソ連側の罠ではと警戒しつつも、クロイツマンを東側に送り、ストックを死体に見せかけ霊柩車で検問を突破させる手はずを整えたパーマーだったが、霊柩車を出迎えてみると、棺の中にストックの姿はなく、なぜかクロイツマンの死体が入っていた…




「パーマーの危機脱出」


「国際諜報局」の続編ですが、今回は映像センスの洒落具合は低め。オーソドックスなスパイスリラーになっています。映画的には一作目の方が楽しいけど、良質のスパイ小説を読んだ気分になるのはこちらのほうですね。ガイ・ハミルトンは娯楽に振った作品の方が面白いけど、こういう地味なものもアリかも。
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