キよ4

天使のキよ4のレビュー・感想・評価

天使(1982年製作の映画)
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これはあまりにも衝撃的な映画というか光と影と闇からなる頭が悪いせいか意味不明なイメージの洪水の垂れ流し的映像の極致 流れる映像にただ引きつった笑いを浮かべるだけ セリフはありません 映像と音楽
悪夢のような迷宮的階段映画
天井から吊り下げられた人形にサーベルを刺す男、ミルクを運ぶ女と飛び散るミルク、風呂に入る男(これは結構コミカル)、膨大な書物の山の図書館の男たち、立方体の中の裸の女と襲いかかる男たちなどのシークエンス コマ撮り、コマ送り、逆回転、執拗な反復、合成、静止画、同じシーンの角度の変化、早送りなどの実写とストップモーションアニメ的の融合
中世の絵画たぶんフェルメールとかレンブラントあたりの絵画のような闇の中に射す光そして影
謎の動きをする人間たちのシークエンスはちょっと長過ぎ 後半の光と影の加工と編集された階段の畳み掛ける断片的こまぎれ映像は見応えあり
黄色とか青の単色で統一された色調がいい
キよ4

キよ4