一寸法師を記述する試みのJimmyのレビュー・感想・評価

キネカ大森3で鑑賞。（6本立て）

寺山修司の実験映画・6本立て上映で観たうちの一作。

ある男が一寸法師になって、自分の憧れの女優たちのブロマイドに触れていく映画。
寺山修司は多才であったが、映画大好きなのが伝わってくる作品だった。

以前、寺山修司の企画した公演で、暖簾状のスクリーンに映画を上映して、そのスクリーンの間から役者が出てくる驚愕の舞台があったが、そうした実験精神が本作でも観られた。

不思議な映画であった。