にっきい

グリーン・ベレーのにっきいのレビュー・感想・評価

グリーン・ベレー(1968年製作の映画)
3.2
劇中唯一のお色気シーン、お尻フリフリ歩くアオザイを着た女性の後ろ姿!(笑)

今ではやってないけど、僕がちびっ子だった頃は関西でもほぼ毎日映画を放送する番組があった。
今作もTV放送で見て、翌日には学校で男子がグリーンベレーの真似をしたもんです(笑)
レンタル店でたまたまみつけて懐かしいので借りてきました(笑)

ベトナム戦争に派遣される陸軍特殊部隊の話し。
多分僕が始めて見たベトナム戦争映画が今作です!
今作はアメリカ=善、北ベトナム軍及びベトコン=悪のわかりやすい作品なので、戦争映画を娯楽作と言うのは語弊があるけど、面白かったです。
今作、ベトナム戦争肯定派のジョン・ウェインが、アメリカが介入する事の正当性をアピールするために作られた映画として酷評も多いみたいですが、それは政治的な見方であって作品そのものの出来とは無関係だと思うんです。
もちろん今見たら古臭いところもありますが、戦闘の迫力もあるし、戦争がいかに残酷なものかも描かれてるし、しっかりした作りだと思います。
最近だと危険な任務を遂行するのは、もっぱら海兵隊ネイビーシールズ ですが、この当時は今作の陸軍特殊部隊グリーンベレーが最強だったんでしょうね(笑)
リアルなベトナム戦争ではないかもしれないけど、クライマックスのグリーンベレーの潜入作戦はハラハラしたし、僕の初ジョン・ウェイン主演作としては良い作品でした!(笑)

今のDVDって片面を2層で使って2時間超えるような作品でも1枚で収録しちゃいますけど、古いのだと、たまに両面に収録されてるのがあるのをご存知でしょうか?
僕が見たのではトミー・リー・ジョーンズの『追跡者』だけだったので、凄くレアだと思うんですが。
で、今作も両面ディスクでした!(笑)
途中でぷっつり切れて、ディスク取り出して裏返すと言う、まるでレコードのようなアナログな作業をして鑑賞しました(笑)
にっきい

にっきい