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レネットとミラベル/四つの冒険のcookieのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

アマプラ見放題の機会に観た、初のロメール作品。
二人の少女の出逢いから始まる日常の4つのエピソード〈青い時間、カフェのボーイ、物乞い・万引・ペテン師の女、絵の販売〉からなるオムニバス。
レネット役の体験談が原案。

性格の違う二人が互いに意見を闘わせても、喧嘩別れにならず一緒にいられる関係がいい👭
ミラベルのルックスやパリジェンヌ・ファッションも素敵👍

一番好きなのは〈青い時間〉✨
空の下の食卓🍞、テクノでダンス👟...
質素だけれど身の丈に合ったレネットの暮らしぶりがお洒落に見える🏚️
音・光・静寂。自然が織りなす狭間の貴重な一瞬。素敵な発見だな〜🤩
こういう感覚、日本人だけじゃなく万国共通なんだ!💮
特別な景色を体験させてくれて、ありがとう💫

それ以外のエピソードでは、
✔カスハラの逆バージョンでグイグイくるカフェのボーイが酷過ぎ😠💢(あんなに態度が大きかったのに、一日だけのバイト)
✔万引きを助けたことで盗品を獲得🛒
...といった出来事を、悶々としながら観ていた😮‍💨

「良心」に関しての正解は出てこない。
本作をそこまで好きになれないのは、レネット寄りの自分を見せられているようだからなんだろうな...

個人的に印象深いのが、自転車のパンクを直すレネットの手際の良さ🚲
若い女の子がこういうのをさらっとやってしまうなんて、カッコいい👍
わが家の向かいのご主人の趣味が自転車いじりで、何度もパンクを直してもらったものだ。
子供たちと一緒にその様子を眺めていたことが思い出されて、何とも懐かしい気持ちになった✨
離婚されてもうずっと会っていないけれど、お元気かしら?
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