まこと

タクシードライバーのまことのネタバレレビュー・内容・結末

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

自己重要感が満たせず孤独になっている中年男性が変わろうとしていく話。
12歳の売春婦出てきててびびった。
主人公は正義感だけ強いお説教おじさんという感じで自分の価値観を他人に強要している。プライドも高そうだがその割に中身が無く会話で他人を楽しくさせることが出来ない人物であり日々に鬱屈としている。
明らかに関わっても不快感が強そうな人柄であるがロバートデニーロがイケメンである為ナンパが成功したり女性から興味は抱かれる。自分を受け入れてくれると思うも中身がダメなので拒絶される。

色々あって自己重要感が満たされた主人公がヒロインにも興味を失うというのはリアリティがあって面白かった。誰かに認められ、すごいと思われたかったことが彼の孤独だった。

銃を手に入れ鈍った体を鍛え始めるくだりは好き。
突然場面転換しモヒカンになって現れるのはめちゃくちゃ面白かった。
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