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タクシードライバーのcocoのネタバレレビュー・内容・結末

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

愛されること、愛することにそんなにこだわらなくてもいいんじゃないかと思った
難しかった
憎しみから、ギャングを倒して、あの子は結局助かった
Win Winってこと?
正義は倫理を超えるのかな?これは正義には見えなかったけど

そもそも世の中は偽物の正義で上手く回ってる気がするから、この物語は1人の主人公によって社会構造自体を描いていたようにも思う

ベトナム戦争、ウーマンズリブ、選挙、当時の時代背景を元に分かりやすい要素で描かれてたのかな、もっと調べます

タクシードライバーの先輩の言っている現実的な意見もも分かる気がした
多くの人は、現実を受け入れてその場所から離れようしない
でも、諦めるってことはその場所に留まり続けるってことでもある
そうじゃない道もある
変化していくことは周りと違うことを選択するということ
つまり、トラヴィスは既存小さな構造に対して変化をもたらした存在ではある
でも本当にそれで、現状は良くなったのかな?
一部の世界が変化したからって全体が良くなっていくわけじゃない
そういう窮屈さみたいなものも感じた

そして、アイリスは「ウーマンズリブ」に対して口にしていたから、女性の権利に対して考えてることがあったと思う
でもトラヴィスが既存の大きな権力=作中では「銃」を使い、アイリスの考えなんて無視して押さえつけた形に見えた

私にとってトラヴィスは自分の考えに固執してて、狂ってる人に見えた
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