このレビューはネタバレを含みます
『タクシードライバー』
(Taxi Driver,1976)
【監督】
マーティン・スコセッシ
【キャスト】
ロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォスター、シビル・シェパードなど
【音楽】
バーナード・ハーマン
【Story】
ベトナム帰還兵、不眠症に悩むトラヴィスはタクシー会社に就職
ベッツィへの一目惚れ。その後のポルノ映画館デートからの絶交
アイリスとのタクシーでの出会い
この"きっかけ"が、トラヴィスが抱えている社会への不満や自身の歪んだ正義感を解放させる
何らかの理由があって成敗できれば何でもいい?
売春宿を襲撃してヒーロー扱いに
【Memo】
アメリカンニューシネマの終焉、代表作
雨、車窓から映る街並み、音楽が印象的
当時のアメリカ社会の肖像画
車窓、鏡が「この社会は腐っている」というトラヴィスへの強迫観念を正当化している
この作品のラストは、トラヴィスが英雄視されたことに対する"喜劇"なのか、トラヴィスの歪んだ正義感を更に膨らませることになる"悲劇"なのか
You talkin' to me?
3.8-3.5