トゥギャザーしようぜ

タクシードライバーのトゥギャザーしようぜのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.4
マーティンスコセッシの衝撃的なサスペンスフィルム!!名作といわれ、映画雑誌や情報誌でたびたび目にしていたので、期待を大にして視聴しました。

ベトナム帰りのトラヴィスがタクシー運転手になってどんな話を繰り広げて行くのだろうと見ていましたが、序盤は一定のテンポで特に大きな変化やシーンもなく、単調で少し詰まらないイメージでした。意中の女性をポルノ映画に連れて行くのキモすぎでしょ、ってドン引きしました^ ^でもロバートデニーロも街の映し方も渋くて、カッケー!っていう情緒で見てました。それが話が進むに連れて徐々になくなっていったんですけど、、、


事務所で激怒してからのトラヴィスの変化が気持ち悪すぎる!独り言も気持ち悪いし日記も拗らせてて意味わかんないし、人間描写がほんとに不気味でした

突然モヒカンになるし、大統領候補殺し損ねるんかい!って思ったら夜になってめちゃくちゃに人殺すし、それがギャングで英雄になって、ってラストに詰め込みすぎ!え、これトラヴィスの妄想劇じゃないよね?ってくらいトントン拍子でことが進んでいって、正直は?って気持ちでした

いやー、高い評価を受けている作品でしたが個人的には刺さらず、サッパリでした!トラヴィスの心情変化とかそれが原因となる社会の醜さ、人間関係のリアルさを描写すればちょっとはまだ理解できたのかな〜という印象