ゆうきさん

タクシードライバーのゆうきさんのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
5.0
都会の陰鬱とした閉塞感と孤独により闇堕ちした主人公を描いていると安易に表現しがちだがそれだけではない。
まず「ジョーカー」に似ているなど今の若い世代にも響くのは嬉しい。しかし当時の時代背景を知っていないとこの映画は感覚的・表面的にしか理解できないと思う。
本作は、ベトナム戦争に負けた敗北感と社会に対する不信感が蔓延していた若者を代弁しているアメリカン・ニューシネマの傑作である。
ゆうきさん

ゆうきさん