マーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロがタッグを組み、孤独なタクシードライバーの姿を通して大都会ニューヨークの闇をあぶり出した傑作サスペンスドラマ。
恥ずかしながら、ようやく鑑賞。
ロバート・デ・ニーロがひたすらに的外れな感じで会話が成立しているのか?いないのか?
気持ち悪い感じが堪らなく楽しい。
良かれと思ってやった事が相手に伝わらない。そして嫌われる。
挙句に銃を武装。
身体を鍛えてシチュエーションを想像して戦闘モード完了。
真面目に間違った方向にまっしぐら。
それなのにデ・ニーロが魅力的に映るのは何故か?
そしてラストの30分は盛り上がり最高潮。
弾切れの後、ソファーでのデ・ニーロはカッコよすぎて、伝説になるのがよく分かる
シーンでした。
その後のレーガン大統領暗殺未遂に繋がる事を考えながら観るとこの映画の影響力はすごいなぁと。
デ・ニーロの格好良さとジョディ・フォスターの魅力の凄さの証明。