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タクシードライバーのgesuのネタバレレビュー・内容・結末

タクシードライバー(1976年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

若造デニーロしぶい!これも最高やんけ!
戦争帰還兵のセカンドキャリアと心の問題からの鬱屈した孤独と暴走によって引き起こされる逆転?ドラマ。
戦争によって精神蝕まれて睡眠も出来ずあてもないヘイトが溜まる日々、夜間のタクシードライバーとしての仕事にありつくトラビス。
ニューヨークの夜の煙と水浸しのアスファルト、小汚い通りにワラワラ現れるマイノリティ、ムーディな音楽とにじむネオンがかっこいい!!
やっぱ実際いかれてるわと側から見ても思うけどもポルノ映画に好きな女の子誘っちゃうあたりのセンス愛したい。
ヘルシーな生活に目覚めてからの一見改善かと思いきやの狂気。冷静に狂ってる。自分からシークレットサービスにちょっかいかけていく不敵さん。
あの選挙事務所にいたパツキンちゃんにも、家出少女にもどちらにも自分と同じ繋がりの希薄さと抑圧された境遇に対する開放欲のようなものを感じ取ったのだろうか?にしても一方的すぎる。
最悪の結末に向かって走り出してると匂わせからの称賛エンド。これ好き。
でもあんまりにも一方的すぎて多分受け入れられない理由はそこだと思う。

若造デニーロムービーいいな。次はレイジングブルかキングオブコメディかなー。つーかゴッドファーザーか…
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