何度も映像化されてる
谷潤センセの原作『春琴抄』。
今作はそのうちの一本。
新藤監督から乙羽信子への
インタビュー形式で、物語が
回顧されていく。
監督、何で血ィ吐いてんの?
原作未読なので偉そうな言及は
できませんが、
一般的な感覚をもって臨むなら、
コレを初めに観てはイケない様な
気が、何とな~くします。(笑)
盲目の三味線師匠、春琴と、
彼女に仕える丁稚、佐吉の偏愛記。
あの裸体銛から、嬉々狂々として
“お師匠様の世界”へダイブする
佐吉と、愛を確かめ合う春琴。
2人の描写を見るにつけ、
一般受け狙いへと妥協すべき
ではない題材なんだという事が
伝わってくる様です。
今作が、原作の良さを出せてるか
どうかは別として。
春琴役の渡辺とく子、誰かに
似てるな~とずっと思いながら
観てたんだけど、あの、唯一
目を開くシーンで思い出した!
G3ユニットの小沢さんだ。☆