ピロシキ

リリオムのピロシキのレビュー・感想・評価

リリオム(1934年製作の映画)
3.0
死後の世界で「生きてた頃の自分の愚かさを省みなさい」と言われ「うるせえ、アホはアホのまま結構」と開き直る主人公リリオム。「妻よ、娘よ…俺が、悪かった…俺は…生きたいッッ‼︎」と叫んだらそれを見ていた神様が手を差し伸べて…的展開はナシ。妻を雑に扱い、ついには道を踏み外すリリオムにイライラしたこともあり、しばらくなかなかダルかった。しかし終盤30分でいきなりSF展開にシフトするあたりから、ちょっと面白くなった。そして、鳩が豆鉄砲を食らったようなリリオムの顔で締めるラスト1分の逆転ホームランには痺れた。
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