ちぬちぃぬ

社葬のちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

社葬(1989年製作の映画)
3.0
大手新聞社内の政治的な映画でした
本当に社内の派閥抗争、権力争いがメイン

新聞社って言っても大手ですとグループ会社もあって手広く事業展開してて、
いわゆる「日本の新聞はインテリが作ってヤクザが売る」ってヤツの
“インテリ”部分じゃなく“ヤクザ”部分を描いた作品
(最近はもうそんな感じもなくなったのかな?)
見た目はスーツでサラリーマンぽいけど中身はヤクザと変わらない

右派監督 舛田利雄&フジテレビ系のノリを感じます (右派フジ産経グループ)
まだ調子に乗ってる頃のフジテレビですけど


あるシーンで、まさかこの女(井森美幸)
「きゃー!」とか悲鳴あげないだろうな
まさかそんな演出せんよな…したらドン引きなんやけど
って思ってたら「きゃー!」って叫んじゃった〜〜〜あぁあードン引きだよー


浮気がスキー旅行だったりする⛷️
中年男女の不倫ね
スキーが外国人じゃなくて、ほぼ日本人で盛況な時代ってまだみんな元気だったなぁって思うわ
そして赤ワインかけ御飯の意味は分からん

最終的に なんか…そういう事じゃなくて
新聞はちゃんとジャーナリズムやってくださいよって思った
葬儀中の新社長(佐藤浩市)のスピーチも虚しく響くわ