リリオムに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『リリオム』に投稿された感想・評価

一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

フリッツ・ラング監督作。

ハンガリー出身の劇作家モルナール・フェレンツによる1909年発表の同名戯曲をオーストリア出身の巨匠フリッツ・ラングがフランスで映画化したもので、ならず者の男と純情な娘の愛…

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ナチス・ドイツから逃れるべくフランス経由でアメリカに亡命したラングは人生唯一のフランス映画をここで遺している。

やはり主人公はろくでもない男、回転木馬の客引きにしては怠慢すぎるシャルル・ボワイエは…

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引越して映画メモなくした😣何見たか忘れた😣けどこいつのクズさとメルヘン天の国だけは覚えてる😣
犬

犬の感想・評価

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前半の回転木馬から強盗未遂までが緩慢していて退屈なのだが、リリオムがナイフで自殺するときのカットバックは感嘆するし、神様の警察官に連れられて下界と天国で同じ判子の件りを反復し、過去の1シーンをプレイ…

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排路

排路の感想・評価

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彼女がリリオムの暴力に痛みを感じないのは、回転木馬の上でまたきてくれよ〜と言われたほが彼女には心からうれしいことだったからとするなら、だいぶお気楽な思想で、実際はDV男と不感の女の物語でしかなくそこ…

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リリオムって主人公の名前なのね。
飲む、打つ、買うの身勝手なクズなのに何故か女性にモテる。
悪友もいる。
大人しい、優柔不断のジュリーと結婚してヒモみたいな生活であげく妻に手を挙げる。が、妻がまた非…

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回転木馬の呼び込みをするリリオム、クズ男と知りつつ一緒に暮らし始めるジュリー。地味で痩せっぽちのジュリーはじっとカメラを見据え、自らこんな酷い男と不幸な人生を選ぶ。これはフランス版「自虐の詩」か?と…

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岡田

岡田の感想・評価

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よかった。以降作にくらべてショットの継続時間が長く、切り返しでは人物がカメラを正面に見据えたショットが基調となっており、少し面食らった。濱口のように正面の顔と顔が向き合う編集にはなっておらず「視線の…

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Haruki

Harukiの感想・評価

3.5

モルナール・フィレンツによる有名な戯曲を、シャルル・ボワイエを主演に迎えてフリッツ・ラングが映画化した作品。

身勝手で女たらしだが周りからは好かれている、回転木馬の客引きリリオム。

彼を待ち受け…

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メリーゴーランドの回転運動と魚雷を模した遊戯の直線性が対比される。

自らを貫くナイフの直線性により回転運動=生が止められることにも繋がっている

痛くない暴力とは…

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