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黒の秘密のlemmonのレビュー・感想・評価

黒の秘密(1936年製作の映画)
4.2
途中でドキュメンタリーで見たことのある作品と気づいた😳。

興味深い作品だった。

KKKしかり、どの民族も自身の種族が最高と思いがちで、本作だと米国白人は先住民から土地を奪っておきながら、海外からの移民に対して牙を剥く。それも顔を隠して卑怯だ。

主人公は工場の昇進を、移民の同僚に奪われ、仲間に唆されて、ブラックレギオンに入信し、同僚の家を焼き払う。。。

徐々に精神を崩壊。
酒に溺れ、妻子は愛想を尽かす。
そりゃそうだ、、、。

クライマックスも重なる嘘で傷つく人を増やしていく。。。少しの救い、、、はあったのかなあ。

ただこうした作品をきちんと生むところもハリウッドの素晴らしいところ。クラシック映画のドキュメンタリーでも取り上げられ、重要作品と紹介されていた。
観れてよかった。


ボギー、やはり匠👏。
妻役のエリンオブライエンムーアも素晴らしかった。Filmarksだと名前が下の方だが、主役はボギーで、ムーアも主要キャスト。
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