オレオレ

ル・ディヴォース/パリに恋してのオレオレのレビュー・感想・評価

3.0
おーっと、これJ. アイボリーだったのか…
パリ行きチケット買ったので、パリの天気見たくて再鑑賞。初回時の「湿気った煎餅」という印象覆らず…

ジャケ写ではイケイケなナオミ・ワッツ、妊娠中にも関わらず旦那からいきなり捨てられるカリフォルニア人in Parisでオープン。ケイト・ハドソンはN.ワッツの妹なんだが、実物同士は仲良くなさそう、笑。
ワッツの旦那の実家はちょっとした家柄っぽくて、この、家の中でもシャネルスーツ(推定)にハイヒール履いてる義母がpassive aggressive で笑った。砂糖壺を開けて「グラニュー糖!オリジナル!」とか言う。良家のフランス子女は角砂糖が基本らしい。中年女子の我が家では、グラニュー糖がタッパーウェアに入ってますが、何か?(しかもサーティワンアイスのピンクプラスチックスプーン)。

このワッツ夫婦の危機と、K. ハドソンの仏人オヤジとの火遊びに、ワッツが実家から持ってきたラトゥールっぽい絵画の所有権と真贋が絡むが、盛り上がりません、はっきり言って!
ワッツ旦那の家出の原因は浮気なんだが(what else?!)、その相手の旦那(マシュー・モディーン)がワッツを付け狙いはじめたり… このエピソードいるんか?
このモディーンのせいであの意味不明なエンディングエピソードだし…

コメディなの?ドラマなの?
J. アイボリーの意図がよくわからない映画だった(ウッディアレンマイナスドタバタプラス30分)。しかもパリの天気、結局よく分からなかったし、笑。
しかし、恋愛というか肉体関係に限ると、アメリカ人は仏人に比べて全然お堅い!