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逃走迷路のkayupanのレビュー・感想・評価

逃走迷路(1942年製作の映画)
4.0
飛行機工場で大規模な火災が起こり、さらに消化器にガソリンが詰められていてそれを知らず友人に渡した1人の男が破壊行為の容疑で逮捕される。作業員ではない侵入者がいたことを思い出し、脱走して真犯人追求のため奔走する。
盲目の老人の悟り具合、映画館での映像と銃撃のリンク、最後の服の袖のアップは鳥肌が立った。
"冤罪逮捕→脱走→ヒロインを味方に→重要(人)物辿る→真犯人捕まえる"
という構造がヒッチコック作品の多くに共通してて、同じ構造でも"背景・人物像・場所"が変われば様相の異なる作品になることがわかった。
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