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ロシュフォールの恋人たちのなちここのレビュー・感想・評価

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)
4.8


夏のフランス・ロシュフォール、
祭りのキャラバンの到着と共に訪れる、
愛の情熱と陽気な風。

ロマンチスト達の邂逅と美しい音楽。
カラフルな色彩と楽しいダンス。




マジで良かった…!!
もっと早く観てれば良かった、、


オープニングからエンディングまで、
音楽がマジで最高すぎる。

ミュージカルだけどかなり歌いまくる。笑


特にオープニングからキャラバンの到着までが最高すぎて何度でも見れる。

キャラバンの到着やっぱり良すぎるな。
ただ明るすぎずな曲調。

ト短調のフレーズも好きです!
アレンジも逸材。


粋なジャズミュージックとダンサー達の華麗で力強いダンスが良すぎる。
粗末な踊りじゃなく、全員ちゃんとバレエからきてる所作と動きで見てて美しいな。



この時代のファッションもかわいい。
フランスらしい可愛らしい色彩。

カラフルなファッションも、服のフォルムも全てが可愛いらしくて美しい。
特に細身で美しい脚に白ブーツが刺さりすぎた。

キャスト達全員フィギュア顔負けのスタイルで目の保養すぎ、、 脚ずっと見てた。



楽器やってた身としては、
楽器の扱いが雑すぎてヒヤヒヤするのと、
ピアノ絶対弾いてないのがバレバレで面白い。笑



こんな歯が浮くようなロマンチストな脚本なのに、最後までマクサンスと顔を合わせないのがまた粋だなあ。

キャラバンに乗せられ、パリで絶対に出会うことは分かっているのだけどね。



最後まで幸せな映画でした。



殺人犯いる意味あったか?
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