ちぬちぃぬ

ロシュフォールの恋人たちのちぬちぃぬのレビュー・感想・評価

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)
4.2
ようやく鑑賞できました
これは名作✨そして名曲のオンパレード

ガニエル姉妹を中心にフランス郊外で繰り広げられる恋愛コメディミュージカルといった感じです

双子のガニエル姉妹
姉のソランジュは音楽、妹のデルフィーヌはダンスが得意
小学生くらいの小さな弟もいるけど
父親のいないシングルマザーの家庭

仲のいい二人組の青年や、兵隊だけど画家の男性、音楽家の外国人男性…他にも数名
想い想われ振り振られみたいに複雑に絡みあって
そして好きになった相手とは、まるで掛け違ったボタンみたいにすれ違いばかりで
観てる人(私とか)をヤキモキさせる展開W

その…初めて出会うシーンとか特にそうなんだけど。。。1967年公開のこの映画が70年代中頃まで非常に多くの作品に影響を与えているように思いました
日本の場合はズバリ!"少女漫画"です

70年代くらいまでの少女漫画に強く影響を与えているように私は思います
。。。とか言っちゃってるけど年齢的にリアタイで知ってる訳ではないし
具体的にあの漫画のあのシーンが!とか言えるほどではないんですけどね
でも定番化、ミーム化していると言える演出だと思います

そして漫画を読んだ少女たちがこの映画にたどり着くかは定かではなく
知らないままなことの方が多いでしょうし
世の"創作物"は影響し合ってもはや原点は分からなかったりするのかも


そして、この作品はなんといっても音楽が素晴らしくて。。。むしろ音楽のためにある映画と言えるかもしれません
作中でソランジュが作曲した曲はもっと聴いていたい
サントラが欲しいです♪
主要の俳優さんは皆口パクらしい
歌はシンガーの方が担当しているのね

双子はもちろん、そのママまでもが…
と、結末は記さないでおきます〜
(言っちゃってるのと変わらないけど)

それと余談
日曜日のお祭りシーンで
二人組青年とガニエル姉妹が使っていた舞台はスポンサー?がHONDAで(あの翼のエンブレムの)あっ!HONDAやんって
日本人ならなるよね(´ω`)