【ナント立派なミュージカル】
ジャック・ドゥミ監督×カトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス初のミュージカル作品。
〈あらすじ〉
海辺の街ロシュフォールは年に１度の祭りを数日後に控えて、賑わいを見せていた。そんな街の片隅で子供たちにバレエを教えている双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌは、素敵な恋人に出会うことを夢見ており…。
〈所感〉
すごいオシャレなミュージカル。確かにセットが素敵でロシュフォールの男女が織り成すコミカルな会話と恋愛劇の掛け合いがとても心地よい。
と褒めたところで、ここからは正直な感想。数分に一回すぐミュージカルが始まって疲れる。やっぱりしんどい。いいからストーリーをちゃんと進めてほしいって思ってしまう。歌ったり踊ったりしている人を見るのがどうも好きでないのだろう。『ナッシュビル』でも思った。本当にミュージカルが苦手な人はやはりこの映画も苦手なんでしょうね。ますます苦手になりそう。私がそうでした。『シェルブールの雨傘』から見るべきだっただろうか。
でも、改めて客観的に見るとやはり素晴らしい映画です。すんごい評価が高いのでそれはそうなのでしょう。こんな楽しい作品は他にありません。フワフワ付和雷同ですみません。
