りえあおき

ぼくらの七日間戦争のりえあおきのレビュー・感想・評価

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)
3.0
宗田理さんの訃報をきいて。大人になってから観ると、大切なメッセージが、つまっていると気づく。

ルールの中にまぎれている不条理とか行き過ぎた管理体制とか。古い話だからと笑っていられない。今も学校ではブラック校則が残っているし。国は管理システムを強めようとしているし。

生徒のSOSであろう行動も=問題行動とくくって 教育委員会に知られないよう 隠蔽するなど 、あるあるが いっぱい。

子供の反撃、自立への第一歩的な映画が邦画には少ないと気づいた。もっと上手くまとまれば スタンドバイミー、グーニーズのような エバーグリーンな作品になる要素を沢山もってるのになーと応援したいけど 色々惜しい。そこも含めて楽しんで最後までみた。

撮影や光と影などは 今ののっぺりとしたメジャーの邦画と比べ職人技が感じられたから…もっと大大的にバトンが渡されてほしかったな。

https://twitter.com/honnoinosisi555/status/1780088179217047892?t=8YyEaiydMpiF2RbMRzh_cg&s=19