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どうぶつ宝島のmakoのレビュー・感想・評価

どうぶつ宝島(1971年製作の映画)
4.0
ふくやまんがまつりにて。
3本目。1971年公開。

 ロバート・L・スチーブンソンの海洋冒険活劇『宝島』を、どうぶつを登場人物にしてアニメ化。東映創立20周年記念作品。東映まんがまつりで併映に、『タイガーマスク』『魔法のマコちゃん』『キックの鬼』など。

港町の旅館“ベンボー亭”の少年・ジムはある日、謎のネコ船員から1枚の地図を託される。それは有名なフリント船長の宝が隠されている宝島の地図だった。ジムは早速、ネズミのグランを連れてタル船で宝を探す航海に出る。だが、途中で大ブタのシルバー船長率いる海賊船ポークソテー号につかまってしまう。なんとかシルバー船長の元から脱出するジムだったが、今度はカバ海賊につかまって奴隷商人に売られてしまう。しかし、そこで知り合った少女はフリント船長の孫娘で…。

オープニングがとても可愛らしい✨
登場人物の少年ジム、少女キャシー、ジムの弟のバブーちゃん以外は動物なので楽しい。
宝島探し、宝の地図を巡っての攻防、少女との出会いなどが展開されハラハラ、ドキドキ、ワクワクしながら観れました。子どもから大人まで楽しめると思います。私も楽しめました♪

アニメーションの動作が滑らかで良き✨ ジムとキャシーが海賊と宝の地図を巡って海賊船で争うシーンが素晴らしい。
宝島に着いて、あるシーンが『カリオストロの城』を彷彿とさせる。

作画監督…森康二、アイデア構成…宮崎駿、原画…小田部羊一、奥山玲子、宮崎駿他。
本作が一番宮崎駿らしさが出ているそうです。

波のシーンは、最初はリアルに模したそうですがそれだとカクカクした感じになり、何度も試行錯誤して作られたそうです。
海の色は緑色。空の青色と区別するためかなと思いました。(私見です)

声の出演者…松島みのり、増山江威子
、小池朝雄、八奈見乗児など。
音楽は山本直純。


劇場鑑賞 #141
2020 #209
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