このレビューはネタバレを含みます
約10年ぶりの再視聴．今観ても芳醇さを味わえる一級品だった．ファイヤフライ一家，どうやったらそんなにピチ害家族になれるのか．誰か研究しておくれ．
そしていけにえ2と同様な復讐譚であることに今更ながらに気づいた（初見で気づけよ，んな大事なことは！）．殺害された身内が幻覚で登場する構図も，ピチを追い詰める過程で自身もピチになる構図も同じだった．まさにニーチェの「深淵を覗くとき～」のアレである．そーいやぁソーヤー家（洒落！？）もファイヤフライ家も似たような家に住んでるな．
両作にビル・モーズリィが出演してることも驚愕だ！チョップトップって耳障りだったねぇ．本作はぶっ飛びキャラではなくいっつもしかめっ面の嫌なおぢさん．とっつきにくいし，多分友達にはなれない．まだスポルディングの方がとっかかりありそう．そのスポルディング．プリクエルでスポルディングとマザー・ファイヤフライの若い頃の作品を製作すりゃいいのにって常日頃思ってる．
ロブ・ゾンビにその気ないのかしらね．そのロブといえば，この頃のシェリ・ムーン．ビッチキャラ最強伝説．うん，ここまでビッチだと５周くらい回って欲情しなくなるんですね．
2022年11月8日追加分
・マイケル・ベリーマン出てたのね．この頃から顔皺々やん．
・ロンドとビリーのバズーカコンビはホントに強かったな．数少ない生存者ってだけで，どれだけの価値があるか．
・エンディング空撮か．スリーフロムも空撮だったな．
