不死身のKOKI

眼下の敵の不死身のKOKIのレビュー・感想・評価

眼下の敵(1957年製作の映画)
4.5
熱いブロマンス映画。

男と男。お互い国が違えば、立場も違う。まして一度も顔を合わせたことすらない。そんな相手のことをどこまでも理解し、思惑を読み合う。なるほど、これは恋愛映画ですわ。

未だ色褪せない、大迫力な海戦の数々に加えて、静かに火花を散らす2人の男の高度な心理戦には終始息を飲んだ。特にラスト、ようやく顔を合わせたかと思えば、さっそく敬礼をし合い、お互いに肩を取り合う展開には男泣きさせられた。こんな熱すぎる戦争映画は中々ないですよ。大傑作。
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