カロリーヌ・リンク監督、ケストナー文学の映画化です。この手の映画大好きやのです。この映画を初めて観たときはケストナーていう作家の存在も知りませんでした。
ただ何となく「面白そう」と思って借りたらビンゴでした。点子ちゃんは金持ちの一人娘。親はあんまりお家にいないの。一方、アントンは貧しい母子家庭。やけど、すんごいかわいがられてちゃんと、そこには愛がある。その二人の友情の物語。この二人を取り巻く大人たちも個性的で人間ぽくていい。
子供の中にある無邪気でひたむきな想いって自分が得するとか、そういう欲の部分とは違うところで成立してるのがいいなぁ。利害関係がないというかね。ママに内緒で働いているアントン。寂しいときは寂しいって言うて。嬉しいときは踊りだしちゃうぐらい。そういうのいいよね♪
あったかい気持ちになれる。映像もポップで可愛くて。観やすいです。二人ともとっても可愛いよ☆
